ビレイシステムについて

ビレイシステムについて
ジップラインや高所でのアクティビティを考える際、ビレイシステムが重要になります。ビレイシステムとは利用者が落下しないようにしてくれるシステムです。大きく分けると、①利用者が身に着けるハーネスやランヤード、プーリー、カラビナ等、②コース側に設置するセーフティライン、の2つの要素からなります。
①利用者が身につけるビレイシステム
まずプーリーとカラビナの形状・組み合わせにより、現在は大きく3種類に大別されます。A「セルフビレイ」、B「コンテニュービレイ」、C「スマートビレイ」です。それぞれ簡単に説明します。
A:セルフビレイは、コースに設置されたセーフティライン(=金属製のケーブル)にカラビナとプーリーを利用者自身の手で架け替えながら、常に利用者がセーフティラインに繋がった状態で進むシステムです。カラビナやプーリーの掛け替えが容易な反面、運営方法やオペレーターにより安全性が大きく変化するリスクもあります。

B:コンテニュービレイは、コースのスタートでセーフティラインにプーリーをセットすれば、ゴールするまでプーリーの架け替えなしで進むことができます。Aよりもさらに安全性が向上し、操作性も簡単なので、現在のフォレストアドベンチャーやジップラインのコースでは、このビレイが主流となります。

C:スマートビレイは近年、欧米の幾つかのメーカーにより発売された第三のビレイシステムです。二つのカラビナ(もしくはカラビナとプーリー)がお互いに連動しており、両方のカラビナを同時に外せない構造となっています。フォレストアドベンチャーでも数施設ですでに導入されています。

A〜Cとも、それぞれのシステム毎にメリット/デメリットがありますので、一概にどのシステムが一番良い、ということは言えません。
②コース側に設置するセーフティライン
利用者が①のカラビナやプーリーをコース上で直接繋げるセーフティラインの他にも、そのセーフティラインを樹木に固定する為や、長さ・高さを調整する各種部品がたくさんあります。これらのケーブルや部品は、一つ一つに安全基準を満たすための規格があり、フォレストアドベンチャーでは欧州規格を満たしています。
ただ安全のために固定すれば良いわけではなく、長年の経験に基づいた安全かつ最適な設置方法や調整方法があります。また、①で述べた、利用者が身につけるビレイシステムや、そのコースを利用する対象者の年齢層により、セーフティラインの種類・高さ・設置方法等も異なります。

この記事を閲覧されている方の大半のご興味は、「では、ウチの施設で最適なビレイステムはどれか?」ということではないでしょうか?それを決めるには、まず建築予定のコースのレイアウトと、利用を想定する集客層を明確に決める必要があります。これが決まってようやく、そのコースを利用する上で最適な顧客満足度や運営効率を実現するためのビレイステムを選ぶことができるのです。

ビレイシステムについてご参考になれば幸いです。
少しでもご興味や疑問点があれば、お気軽にお問い合わせください。






